オーボエ・ファゴット若き親友2人の温まる音色 すみまるデュオ

すみまるデュオ 初東京公演

 

今年ももう残り3ヵ月となり、すっかり秋めいてきたしらとり台ですが、
今回は、以前しらとり台ファミリーコンサートvol6にご共演頂いた実力派ファゴット奏者の丸山佳織さんから、こんな演奏会のお知らせをいただきました。

「挑戦」と名付けられたこの演奏会。

 

丸山佳織さんは、とても暖かみあるお人柄、
まるでその楽器の特徴と通じるものを感じる大変実力あるファゴット奏者だと私は思うのですが、そんな彼女が挑戦することとはなんだろう?
と、不思議に思ったところ、ご説明をうかがって納得しました。

以下、丸山さんご自身のお言葉です。

 

「オーボエとファゴットのデュオの曲はオリジナルが少なく、タイトルの通り、今回はいろいろな楽器の2重奏曲に挑戦するプログラムとなりました。
2つしか楽器がいないので吹き詰め、さらには他の楽器の曲なので演奏しにくい箇所もあったりと、奏者にとってはなかなかハードなプログラムです!がんばります!
オーボエの炭埼と私は正反対とも言える性格ですが、いつも良いところを吸収出来るので一緒にいて楽しいです。
彼女は弱音を吐かずに何事も一生懸命取り組むタイプ。本当に尊敬しています。」

 

だそうです。

丸山さんもとても一生懸命に取り組む方だと思っているのですが、その彼女が更にそうだと言うオーボエ奏者炭埼友絵さん。
お話しをうかがって、私は反省しないとな。。と恥ずかしくなってしまいました。。

なんでもお2人は愛知県立芸術大学から桐朋オーケストラアカデミーまでご一緒された仲だそうです。
気持ちと音楽の方向性を持ち合える親友同士のいいアンサンブルは見ているだけでも憧れるほど格好いい。

この演奏会で演奏される、モーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのための2重奏曲KV423。
もちろん、ヴァイオリニストにはレパートリーで、私は特にこの3楽章が大好き。
モーツァルトらしい軽やかな流れに時折しんみりしたり、またコロッと表情が変わったり、
本当にモーツァルトという人は愉快な人物だったのだろうな、と想像します。

他、ジョリヴェのソナチネ、ベートーヴェンの2重奏曲などが演奏されます。
このベートーヴェンの2重奏曲WoO27は、彼が生地ボンからウィーンに旅立つ時期の作品。
そう、ワルトシュタイン伯爵からかの名言「ハイドンの手によりモーツァルトの魂をうけとりたまえ」と激励を受けたと言われたという頃です。
彼はその後、伯爵の名を冠したあの素晴らしく熱いピアノソナタも書き上げていますね。
のちにブラームスが「ベートーヴェンのあとに何を書けばいいのか」と長いこと交響曲を発表しなかったことも思い起こさせる歴史に残る巨人。
その彼の若さ溢れる作品を今回は若き木管楽器奏者で演奏されるのですから、これはもう楽しみだという他ありません。

さて、以下に演奏会の内容をご案内致します。

すみまるデュオ「挑戦」

2017年11月12日(日)

14時開演(13時半開場)

会場:スタジオピオティータ(桜上水、西永福最寄り)

ジョリヴェ/ソナチネ

ベートーヴェン/クラリネットとファゴットのための2重奏曲第1番WoO.27-1

モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための2重奏曲Kv423 他

お問合せはスタジオピオティータ03-5316-7161まで

限定25席だそうです!これはお早めにご予約下さいませ。

ちなみに、この演奏会で演奏されるモーツァルトの2重奏曲は、前日の11月11日に県央音楽家協会 1周年記念演奏会にて私も演奏します。もちろん、原曲通りヴァイオリンとヴィオラですが、この日は1楽章のみの演奏となります。

この、県央音楽家協会の演奏会は丸山さんもご出演されるので、たくさん共演できて、それも楽しみ。
2日連続で、11日に県央音楽家協会の演奏会、翌12日にすみまるデュオの演奏会、と聴き比べて頂くのも面白いかもしれません。

ホールの響きも曲目も全く違う2つの演奏会。
ぜひ、芸術の秋を心ゆくまでご堪能下さいませ。
温もりある管楽器の音色は、寒くなりゆく季節にきっと心身を暖めてくれることでしょう。

 

最後に、丸山さんのにっこり笑顔。

 

 

 

 

 

 

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