クリスマスコンサート 2017

クリスマスイブの日の夕方、しっとりとした室内楽の演奏会

 

12月24日、クリスマスイブの夕方にヴァイオリンソナタを散りばめたリサイタルを開催します。

曲目は、モーツァルトのKV304イ短調、サン・サーンスの1番、それとグラナドス。

グラナドスのヴァイオリンソナタはあまり知られていませんが、
季節の寒さが深くなってくる時期、
静けさの中から揺り起こされる熱情が旋律となって響き渡るような音楽、
これを冬の季節に演奏したいな、とずっと思っていました。

そしてサン・サーンスのソナタはヴァイオリニストにもピアニストにも難しい大曲です。
サン・サーンスという人は「動物の謝肉祭」が殊に有名ですが、
彼自身非常にヴィルトォーゾなピアニストだったこともあり、
演奏者にもそれが求められる書き方をされています。
難しいパッセージというものでなくても、音色にソリスティックさがないと音楽が成り立たないような。
そうして作品の深さ、壮大さと構造が初めて表現できるような印象を持っています。

最初に演奏するモーツァルトのソナタ、
際立つような美しさは彼自身の深い哀しみから生まれてきたのでしょうか。
大きな哀しみもこのように美しく残してくれたことで私たちも安らかになれる、
モーツァルトの作品にはそういった寄り添ってくれるような優しさがある、
と譜面と向き合いながら思いました。

 

会場となる渋谷の高木クラヴィア松濤サロン、近くには松濤公園があります。
鍋島藩の土地だったところですが、
佐賀県生まれの私にはなんとなく親近感がわくところ。
渋谷といっても落ち着いたこの公園も好きな場所のひとつです。

共演のピアニスト、松井理恵さんは、
私の親友であるピアニスト藤井麻理さんにご紹介頂きました。
「情熱的な人がいいな」と言っていたら藤井さんご自身の親友でいらっしゃる方をご紹介頂けました。
東京音楽大学大学院のときからのご親友だとか。
心の繋がりがあるご縁からのご紹介を頂くことができて、よりいい演奏ができるように、と思います。

 

今回はクリスマスイブということで、夕方の時間帯の開催としました。17時頃終演予定ですので終演後のお過ごし方もお楽しみ頂けるのでは、と思います。

 

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